MVNOへのMNPはどれだけ安くなる? MNPのタイミングは?

スマホの料金が高すぎる!

大手キャリアでスマホを運用していると、どうしてもそう感じることがあります。

それほどスマホを使わないのに、月に7,000-9,000円の通信費を支払っている人は多いですが、これってかなりもったいないですよね?

特に大手キャリアを使う理由のない方は、MVNO(格安SIM)へMNP転入して早めに通信料金を引き下げるのがおすすめです。

MVNO(格安SIM)でどれだけ安くなる?

現在大手キャリアでスマホを運用した場合の月額平均利用料は6,283円。ガラケーの月額平均利用料は3,260円です。

これに対してMVNO利用者の月額平均利用料は2,072円と、MVNO利用者は大手キャリアでスマホを運用する1/3の料金でスマホを運用している方がほとんどです。もうガラケーよりもMVNOを利用してスマホを使った方が安くなっているんですね。

大手キャリアには利点もありますが、ライトユーザーの方はMVNOを使用してもほとんど使用感は変わらないと思います。

MVNOを使うメリット・デメリット

MVNOを使う事によるメリットは何といっても「月額料金が安いこと」これに尽きます。

以前は大手キャリアに比べて安い分がまんしなければいけない事も多かったのですが、最近は普通のスマホの使い方ならMVNOでもほとんど不便を感じなくなっています。

MVNOを使う事によるデメリットは、

  • 通話料金が高い
  • 大手キャリアのメールが使えなくなる
  • LINEのID検索ができない

といったことが考えられます。

MVNOは通話料金が高い

MVNOは大手キャリアのような話し放題プランがほとんど存在しないため、通常の通話を多くする方は逆に割高になってしまう事があります。

そのため、skypeやLINEなどの無料通話アプリを上手く使う工夫が必要になります。仕事等で通常通話を多くする方は、大手キャリアを使用するのが無難です。

最近は話し放題プランに似た5分・10分以内なら通話料がかからないプランも充実し始めていますので、自身のスマホの利用スタイルによって大手キャリアとMVNOを使い分けましょう。

MVNOは大手キャリアのメールが使えなくなる

キャリアメールを良く使う人にとっては、このメールアドレスが使えなくなる事がネックで中々MVNOに移行出来ない方も多いです。

ただ、MVNOへのMNPを機にキャリアメールからGmailなどのフリーメールに移行しても思っていたより不便を感じないことも多いです。

キャリアメールを使わなければスマホの月額料金が大幅に下がると考えて、キャリアメールが必要なのか判断するといいですね。

どうしてもキャリアメールを残したいけどスマホ料金を下げたいという方は、大手キャリアの端末をガラケーに変えて、ネット通信はMVNOのSIMを刺したスマホを使うという2台持ちをするという方法もあります。

MVNOはLINEのID検索ができない

LINEのID検索をするには年齢認証が必要ですが、この年齢認証は大手キャリアでしか行うことができませんでした。

そのためID検索をしたい場面では不便を感じていたのですが、LINEがMVNOに参加したため、MVNOでもLINEのID検索ができるようになりました。

ちなみに、LINEのID検索ができるのは今のところLINEモバイルだけです。どうしてもID検索機能を使いたい場合は、LINEモバイルを選ぶと良いですね。

どんな人に向いてるの?

では、MVNOはどんな人に向いているかというと、上で紹介したデメリットに当てはまらない人(我慢できる人)はMVNOが向いていると言えます。

現在では大手キャリアでもデータ使用量を節約している人が多いので、MVNOにMNP移行してもそれほど困ることはありません。

しかし仕事や日常生活で通常通話・家族間通話をよく使う・キャリアメールを頻繁に使うといった方は今はMVNOへ乗り換えるのは待ったほうがいいかもしれませんね。

今おすすめのMVNO5選

ここからは今おすすめのMVNOについて、回線キャリア毎に紹介していきます。

docomo系MVNO

現在ほとんどのMVNOがdocomo回線を使用しています。docomo系MVNOはとても多いのですが、その中でも今特におすすめなのがLINEモバイル・楽天モバイル・mineoの3つです。

LINEモバイル

LINEモバイルが遂にMVNOに参入しましたね!

LINEモバイルの大きな特徴は、カウントフリー機能とLINEのID検索が使えるということです。

LINEのID検索については上記で紹介した通りですが、ID検索ができないのは人によってはかなり不便だと感じると思います。このLINEのID検索ができるのは今のところLINEモバイルしかありません。

もうひとつの特徴カウントフリー機能は、LINE・Facebook・Twitter・Instagramを通常使用しても通信容量が減らないという機能です。スマホはSNSの閲覧やSNS上のやりとりがほとんどだという方にはピッタリなMVNOです。

楽天モバイル

今定番のSIMといえば楽天モバイル!

楽天モバイルの大きな特徴は、5分かけ放題オプションを使えることと、楽天スーパーポイントが貯まる、使えるということです。

通話料が高いのがMVNOのネックですが、楽天モバイルの5分かけ放題オプションを使うと850円のオプション料金で何度でも通話することができます。

また、楽天モバイルを使うと楽天市場でのポイントが2倍になり、楽天カードを用意するとさらにもらえるポイントが増えます。

このポイントを楽天モバイルの端末購入や月々の支払に使えるため、楽天を良く利用する人はかなりお得に楽天モバイルを運用する事が出来ます。

mineo

安定感を求めるならmineo!

mineoの特徴はau・docomo回線を選べるマルチキャリアであること。

また、フリータンクなどユーザー間でデータ容量をやりとり出来る独自のサービスもあり、便利に使えます。

回線の状況や増強工事の予定なども公開しており、iOSの対応報告もとても早いです。ユーザーとの距離も近く、サポートにも力をいれています。一番ユーザーフレンドリーなMVNOはmineoで決まりです。


記事が長くなりすぎるためここでは紹介出来ませんでしたが、docomo系MVNOの中では、IIJmioやBIGLOBE SIMもとても評判が良く質の高いMVNOです。詳細については個別ページをご覧下さい。

au系MVNO

au回線を使用したMVNOは数社しかありませんが、そのほとんどが質の高いサービスを行っているのが特徴です。MVNOにMNPしてもauの端末を使いたいという場合には、au系のMVNOに移行するのが便利ですね。

mineo(マイネオ)

上記で説明したとおりmineoはau回線を選択する事も出来るので、auで使っていた端末をMVNOでもそのまま使いたいという場合はmineoを選択するといいですね。

UQmobile(ユーキューモバイル)

速度にこだわるならUQモバイル!

UQモバイルの特徴はなんといっても、通信速度が速いこと。とにかく安定して早いです。

また、UQモバイルで使用するメールはキャリアと同等のものなので、友人にメールを送っても届かないということが少なく、ネット上での契約などにも使いやすいです。

というのも、このUQモバイルと下記のYmobileは通常のMVNOとは少し違い、準キャリアのような扱いのMNOと呼ばれるサービスです。そのため、通信品質やメールについてはとても質が高いです。

softbank系MVNO(MNO)

softbank回線を使用しているMVNO(MNO)は今のところYmobile(ワイモバイル)のみとなっています。

Ymobile(ワイモバイル)

速度も高速・10分かけ放題も使えるYmobile(ワイモバイル)!

Ymobileも先ほどのUQモバイルと同様準キャリアのような扱いのSIMなので、通信・通話品質はとても高いです。

唯一ソフトバンクの端末がSIMロックを解除せずに使えるSIMでもあり、通話重視のサービスを探している方にはピッタリのSIMです。

MVNOとは?

MVNOとは通信キャリア(docomo・au・softbank)から回線を借り受け、独自の付加価値をつけて運用する企業の事を指します。このMVNOの提供しているSIMを格安SIMと呼ぶことでも知られています。

多くの企業がMVNO事業に乗り出しているため、個性的なサービスが多いのがMVNOの特徴です。

最近のスマホの運用スタイルは「通信速度は遅くてもいいのでとにかく安くしたい!」「大容量の通信データを出来るだけ安く使いたい!」など人によってずいぶん異なります。その点MVNOは事業者も多くさまざまなサービスを提供しているので、自分にあった最適なプランを見つけやすいです。

MVNOはなぜ安いの?

MVNOは大手キャリアと違い、通信インフラ(携帯用基地局)などを持つ必要がありません。

また、実店舗や広告費を抑えており削ったコストを価格へと反映させています。そのため基本月額料金がグッと安くなりますが、実店舗が少ないことで大手キャリアのように実店舗できめ細かいサービスを受けにくいという弱点があります。

ですので、今の段階ではMVNOはスマホの問題をある程度自分で解決できる人が使う傾向にあります。

MVNOの通信速度について

MVNOは各社通信速度が全く異なります。時間帯によっては数十倍も速度が変わってしまうため、MVNOに転入する際は慎重に選ばなければいけません。

しかし、MVNOは加入者数が増えると速度が遅くなり、回線の増設を行って速度が速くなるという事を繰り返すので一時的な速度を見てもあまり意味がありません。安定して快適な通信速度を保っているMVNOを選びましょう。

通信速度の目安

MVNOの通信速度について勘違いしてしまいやすいのが、最高速度というやつです。よく「最高速度が一番早いのはこのMVNO!」といった比較をしていますが、普通にスマホを使う場合には数十Mbpsの速度は必要ありません。

3-4Mbpsの通信速度があれば、Youtube動画の閲覧などもスムーズにおこなう事ができるので、数十Mbpsほどの速度が出ていても持て余してしまうことになります。

ですので、MVNOを選ぶ際に大事なのは最高速度ではなく、最低速度に注目する必要があります。通信速度に注目してMVNOを選ぶ際は、最低速度が3-4Mbpsを割り込む時間がいかに短いかをひとつの目安にしてみるといいでしょう。

MVNOの速度が落ちる時間帯は?

MVNOは平日朝の通勤時、昼休みの時間、18時から23時と3回速度が遅くなる時間帯があります。特に昼休みの12:20~12:40の20分間は速度が落ちやすいです。

これは都市部などでは特に顕著で、お昼ご飯を食べた後にネットに繋ぐ人が多いため、この時間の通信速度をいかに保つかが最近のMVNOの課題でもあります。

MVNOにSMSは必須なの!?

MVNOを使う場合に音声通話SIMにはSMSがついていることが多いですが、データ通信専用SIMは130円~150円程度の別途料金を支払ってSMSの有無を選択できるようにしているMVNOがほとんどです。

データ通信専用SIMは2台目の通信専用機などに使用する人がおおいため、SMSはいらないと考えてしまいます。が、なるべくSMSはつけておいたほうが良いです。

というのも、SMSをつけていないことによってセルスタンバイ問題という、バッテリーの消費が激しくなる現象が起こる可能性があります。セルスタンバイ問題とは、簡単に言うと電波を上手くキャッチ出来ないため、端末が電波を探しまわってしまいバッテリー消費が大きくなるというものです。

このセルスタンバイ問題については、まだ解消されていないため、なるべくならSMSオプションを利用しておいたほうが無難です。

MNP(モバイルナンバーポータビリティー)について

キャリアを変更したいけど今使っている電話番号が変わると困る!そんな人のために作られたサービスがMNP(モバイルナンバーポータビリティー)です。

今ではこのMNPを利用して、より自分に合ったサービスを提供している通信キャリアにドンドン乗り換えていくのが一般的です。

MVNOのMNP期間(不通期間)について

現在のMVNOのMNP時の不通期間については、あまり考える必要がありません。というのも、現在はほとんどのMVNOで即日MNPが基本となっているからです。

一部MNPに対応していないMVNOもありますが、人気の高いMVNOはすでに即日MNPに対応していますので不通期間についてはあまり考える必要はありません。

このMNP時の数日間の不通期間がMVNOへの転入のネックになっていたので、これが改善されている事はとても嬉しいですね。

MNPのタイミングはいつが最適?

せっかく格安SIMにMNP移行するなら、なるべく費用のかからないタイミングで移転したいですよね。

大手キャリアからのMNPは2年縛りの解約月に出来ればベストなのですが、解約月が遠いかたはすぐにMVNOに移転するといいでしょう。契約解除料金9,500円を支払う必要がありますが、MVNOに移転すると月額料金が下がるのですぐにペイできるともいます。

MNPは月末がお得?

大手キャリアから格安SIMにMNPする場合は、キャリアの請求締め日の直前にMNP移転するのが一番簡単です。月末(末日)にパケット定額を解約し、月初めにMNPするのが一番お得なのですが、結構な手間がかかるので私はあまりおすすめしていません。

au・ドコモの締め日は月末ですので、月末にMNP移行するのがいいでしょう。余裕を持って締め日の1週間前あたりに移行する方が一番多いようです。

ソフトバンクは締め日が10日・20日・末日と3種類あり、人によって締め日が違うので自身で締め日を確認しましょう。

MVNOへのMNPまとめ

大手キャリアでスマホを運用すると、上手くプランを組んでも7000円程度の月額使用料が必要です。しかしMVNOにMNP転入すると、2,000円程度の料金でスマホを運用できている人が多いです。

私もMVNOにMNPしてからは、毎月の月額使用料が安いためスマホの料金についてまったく気にならなくなりました。

毎月の通信費が高いと悩んでいる方は、MVNOへの移転をおすすめします。

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